2015 June

 

 
 
どの国に行っても「不思議な植物」が必ずあるもの。子供の頃から自然の創り出 す形への興味は尽きず、いつかアマゾンでオオニ蓮に乗ってみたいと 思ってい る。パリ、それもシャンゼリゼ通りに程近いグランパレの花壇に、こんな不思議 な植物ばかりが植わっている場所を発見する。どの植物もとて も不思議な形態 で展覧会より興味深い。そもそもパリ市内の植え込みの植物は一体誰が決めてい るのだろう?こんな不思議な自然の形の前ではデザイ ナーのイマジネーション なんてとても敵わない。

 

 

 
 
 
母の事で長く日本に行っている間に友人のD夫妻の壮大な新居が完成。日本が大 好きで仕事とプライベートを合わせるともう40回も!日本にいらした ことが ある。新居のお祝いに日本酒とお煎餅をお持ちすると、早速開けて見るも「今度 ママンが来るからその時にとって置こう」と、何ともチャーミン グなD氏。に ごり酒がお好きとのことで今回は新潟のお酒とお煎餅。母の残した美しい包み紙 でラッピングする。その包み紙もきれいに伸ばしてとって 置くD氏、何だかと ても嬉しい。

 

 

 
 
長い長いご無沙汰を埋めるかのように友人に会う6月のパリ。フランス人の友人 も皆さん母のことを良くご存知なので本当に驚かれ、そして悲しんで下 さる。 でも明るく華やかだった母の楽しいエピソードは数知れず。ささやかな形見分け をとても喜んで下さって嬉しく思う。母が残した美しい箱にさま ざまな干支の 小物、フランス人でも使って頂けそうなものを選んで詰めるのも楽しい時間。水 引き出できた亀、その細工に驚く上「万年生きるって本 当?」・・・。

 

 

 
 
 
私のチャリティープロジェクトに初めから関わって下さって、さまざまなアド ヴァイスを下さる実業家のD氏。以前頂いた花束をドライフラワーにし て、 チャリティーのお茶会でお出しした落雁の箱に詰めてローズオイルで香りをつけ たフレグランス・ボックスを作る。本当に長い間お会いしていな かったので忘 れてしまったかしら?との心配も杞憂に終わり、あの時の花束!あの時のお菓 子!だね?と感激して下さる。どんな時もオリジナリティに 溢れた贈り物をし たいと思っている私には何よりの喜び。成功している方ほど、どんな事も細やか に喜んで下さる上、何ともチャーミングなのは洋の東 西を問わず・・・。

 

 

 
 
母が居なくなって数ヶ月が経ち、日仏の往復も再開。プレゼントや手土産には何 となく母との思い出の品を選んでしまう。虎屋の最中は真っ白で美し く、どん なに少しでもそれに合ったお箱を用意して下さり、美しく熨斗をつけて下さるお 心配りは本当に素晴らしい。千疋屋のマンダリンオレンジのゼ リーも祖父の代 から手土産の定番、こちらも全てに丁寧な対応に老舗の素晴らしさを感じる。

 

 

   
 
 
軽井沢ではいつもお野菜が美味しくて買って帰る事が多いけれど、長野の農家の 方から取れたてもキャベツとレタスをたくさん頂く。大きな玉で葉も素 晴らし く美しい。ひとつひとつがずっしり重くて、水に放すとその葉の勢いでキッチン はいっぱいに。自然の滋養を頂くようで作って下さった方に感 謝!

 

 

   
 
 
本の執筆も、HPの作成も全ては「データ整理」から始まる。データになる以前の写真、膨大な過去の写真をどのように整理して、どのようにデータ化 するのか?と言うのは最近の私にとっては逼迫した大問題!何はともあれ「データ化できるベースを作る」、つまりは「どのような目的で、どのような カテゴリーに分けるのか?」から始めないと・・・。焦る端から日々データが増え続けるのは致し方なく、どこかで活動を一時停止してお家に蟄居する しかない?個人的鎖国しかないかも?と思う。参考にしようにも今の私には遠すぎる・・・。完璧に整理された写真、データ化する手間を省き写真のま まであるにも拘わらず持ち運び可能という、そのシステムと目的に応じた絞り込みこそが今構築すべきシステムなのだ・・・。

 

 

 
 
 
ビタミン剤や健康補助食品を一切摂らない私は、出来る限り自然な形、食べ物で ビタミンを摂りこみたい。ミネラルいっぱいのドライフルーツや良質の オイル を含むナッツ類、コラーゲンたっぷりの手作りのゼリーが私のおやつ。リラック スしたい時はさまざまな種類のハーブティーをブレンドして頂い ている。出張 先でも手軽に続けられることが私にとってはとても大切。

 

 

   
 
 
母の残したものも少しずつ我が家の定番に。子供の頃、母と一緒に本当にたくさ んのお菓子やお料理を作った。出来上がって家族に食べてもらう時のあ の嬉し さ、「美味しい!」と言ってもらったときのあの感激が今のお料理好きに繋がっ ているのは言うまでもなく。何より道具を清潔に保ち、丁寧に使 うことは母が 私に伝えたかった一番大切な事かも知れない。そんなことを思い出しつつ年季の 入ったお盆を磨く。なんだか母が一緒にキッチンに居るよ うで、仕舞ってしま うのが惜しく当面はインテリアに。

 

 

 
 
 
mono index 会社の引越しが終わり、母が亡くなり・・・。この上半期はさまざまに「人生の 総たな卸し」のような毎日だった。モノはたくさん!と思って見ても、 やはり モノは必要なわけで。母の残した物を大切に使いたいと思う反面、今あるものを どうするのか?生活して行くには本当にたくさんの物が必要なこ とも事実で、 更にはプレゼントもラッピングも大好きな私。豊かな生活を送るにはそれ相応に モノが要るのよ、とマキシマリストを自認していた母、リ ボンや紐も丁寧に保 存してあるからこそ、必要な時にきちんと使える。 page top

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